当社の船隊は、内航貨物船から始まり、内航自動車船、内航セメント船、外航ばら積み船、外航自動車船と拡大を続けてきました。
当社はこれまでもこれからも誠実に海運業のみに取り組み、信用される堅実な経営を実践し、安全かつ健康な職場環境を実現するととともに、社員の一人一人を尊重します。
常に「船舶の安全運航が全ての原点」であることを不変の使命として、地球環境の保全をはかりながら、多様化する物流ニーズに対応した船隊を整備し、効率的で競争力のある海上輸送を提供してまいります。
物流企業である当社にとって安全運航と環境保全は、事業の原点であり使命です。
当社の安全運航管理体制は、国際海事機関(IMO)が設定したISMコード(International Safety Management Code)に基づく船舶安全管理システムを構築し、日本海事協会(NK)の承認を取得して運用し、継続的な改善を行っています。
具体的には、1年間の安全活動を策定してこの活動計画に則した取り組みを実施しています。船舶安全管理システムの維持・向上、タイムリーな安全情報の発信、社内安全衛生会議の実施(毎月)、全運航船への訪船活動と安全会議の実施(毎月)、緊急事態を想定した海陸合同訓練、外部教育機関を利用したBRM訓練等の社外研修の実施、ヒヤリハット活動などです。
海を活動のフィールドとする当社にとって、環境保全は最重要課題の一つです。大気汚染防止や海洋環境の保全のために順次強化されている環境規制に確実に対応しています。また当社船舶や機器や資材の調達については、環境負荷の低減に努めるとともに、船内廃棄物の管理や、バラスト水処理装置の搭載、船舶エネルギー効率管理計画(SEEMP)を運用し、地球環境の未来を見据えてまります。
今後ともあらゆる角度から安全運航と環境保全に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。